皆さん、こんにちは。今回のインターンシップ事業でワシントンDCに派遣されることになりましたSatomiです。
まずは私のbackgroundとこのインターンに至るまでの過程を書きます。
私は上智大学英文学科で言語学を先行しています。出身は福島県郡山市。2011年の原発事故を経験したことは、私が国際政治に関心を持つきっかけになりました。地震当日は、私の中学校の卒業式でした。震災で経験したこと、そこから得たことも機会があれば後の回で書けたらと思います。
上智大学英文科に入学した当時、英語を母国語のように話す同級生たちに圧倒され、同時に焦りを覚えました。福島で育ち、典型的な受験入学組だった私は、読み書きはできましたが英会話(communication) ができなかったのです。「ここでは英語ができなきゃダメなんだ…。」と痛感した私は、大学の留学生サポーターに登録するなどして世界各国から来ていた留学生たちと交流し、英会話を学びました。こうして英語を身に着け、世界各国に友人ができました。
実は今回のインターン選考中、ヨーロッパの友人たちを訪ね、向こうに1か月ほど滞在しており、私はパリとデンマークのコペンハーゲンで最終面接の書類を準備し、ロンドンで最終面接を受けました。旅行中のドタバタの中で書類作成、面接準備をしたため、選考結果が届いたときはとても嬉しかったです。
いよいよワシントンD.C.に到着!
初めての海外での生活に不安と期待でドキドキしながらD.C.の中心地にある私の滞在先、International 寮へ向かいました。
この寮がまたすごかったんです~。(泣)
写真からわかるでしょうか。ハリー・ポッターのホグワーツみたいな寮なんです!18世紀にお金持ちの資本家が彼の奥様のために建てた建物なんだとか。(そんな旦那様が欲しいものです…。)初めは建物自体に驚いていましたが、ここに住む寮生たちもまたスゴイ・・・。第一印象はまるでゴシップ・ガールに出てくるキャラクターのようで…..。エリート感漂う寮生たちに圧倒され、同時にこのエリート環境になじめるのか不安になりました。ビシっときめたスーツ姿で食事をとり、朝食時はみんな New York Times, Washington Post などの新聞を読みます。
簡単にこの寮の説明をすると、この寮は本来大学生は入居できず、院生・インターン生・研究者のみが入居できます。私はまだ大学生ですが、インターン生として特別に入居しているため、基本的にほかの寮生より年下。寮は各国の大使館に囲まれており、そして何より将来外交官として活躍したいと考えている寮生が多いことから、各国の大使をはじめ、その他さまざまな分野の専門家を招き頻繁にパーティーを行っているとか。(見た目だけじゃなくて、やっていることもゴシップガールじゃないですか! ) 私が来る二日前は元米副大統領のJoseph Robinette さんがいらっしゃったそうです。
寮に到着後、この説明をサポーターのインド人大学院生Gさんから聞いた私は、ビビッてしまい….。「こんな世界って本当にあるんだ・・・。」「こんなところでやっていけるのかなあ。」と初日から不安になり、日本の友人たちに夜な夜な相談。
翌日、朝食時に食堂に行くと、朝食の寮生たちのトピックは「ポーランドの中絶法案について」。。。。朝からこんな話題するんだ…(泣)と思いながらも、私はただみんなの話を聞いていると、自分の知らないことばかりで、意外と面白い。気付いたら私も話題に混ざっていました。(笑)
こうして私の不安は徐々に溶けていきました。見た目がエリートっぽい学生ほどフレンドリーなんだなあ、と感じました。今は異なるBackground を持つ学生たちから日々学び、楽しく生活しています。
いよいよ私のインターン初日の朝。食堂に行くと、「日本の衆議院選挙の結果についてどう思う?」、といきなりドイツの美人大学院生。朝7時にいきなりきいてくるかあ(笑)、と思いきや、ふと目をやると寮生たちの読んでいるアメリカ各紙の一面に日本の衆議院選挙が取り上げられていることに気付きました。そう!この日の前日は日本の衆議院解散総選挙の投開票日。
まだ時差ボケ気味だったこの日、朝5時に起きてPCで選挙の記事を読んでいた私は、何とか英語で自分の意見を述べたところ、寮生たちは真剣に私の意見に耳を傾けました。
International なcommunity に身を置くと、もっと自分の国を知らなきゃいけない、と痛感します。いま私の目の前にいる各国の学生たちは、私を通して日本を知るからです。
衆議院選について朝食を食べながら各国の学生と話した後、いよいよ私はインターン初日でWhite House の近くにあるオフィスへ!
次回は私のインターン First dayについて書きます!
ありがとうございました。
ワクワクですね^_−☆
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