平成30年度プログラム募集開始!

こんにちは、Ryosukeです。

トランプ大統領と金正恩労働党委員長の歴史的な首脳会談が終わって1週間程度が経ちました。首脳会談後の記者会見は米国東部時間で深夜でしたので、翌朝に街がサミットの結果によって不思議な雰囲気になると思っていましたが。。6月12日はWashington CapitalsというDCに位置するアイスホッケーチームが、創起44年目で初めてスタンレーカップを獲得したことを祝うパレードがあり、街中はサミットなんて知らないという雰囲気だったと思います。もちろん、多くのシンクタンクがこのサミットを振り返るイベントを開催していました。

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引用元:https://www.washingtontimes.com/news/2018/jun/12/washington-capitals-fans-celebrate-stanley-cup-vic/

さて、6月20日付で外務省HPより「平成30年度日本人学生のインターンシップ支援事業」の応募が開始されたので、本プログラムについて昨年度の違いを中心に記事を書きます。本プログラムの英語名はJapan Internship for the Development of the Young Leaders、通称IDYLプログラムです。

平成29年度IDYLプログラムの参加フローについてはRyoくんがまとめていますので、こちらをご一読ください。

以下に今年の募集要項を読んで感じたことをまとめます。

① 派遣期間が変わった!

ア 派遣期間【長期】:平成30年10月中旬頃より約1年程度 3名募集

イ 派遣期間【短期】:平成30年10月中旬頃より約6か月程度 8名募集

2~3月に派遣される枠がなくなったようです。外務省としてはより長い期間、アメリカでの就業体験を積んだ方が日米同盟の強化に繋がると考えたのでしょうか。2ヶ月派遣の長所はやはり大学を休学することが不要であり、学年や単位のことを気にしなくていいことだったのでしょうか。その分6ヶ月派遣の枠が広がったことは良いこと!!!!

② 求められる英語能力は変わらなかった!

(目安)TOEIC 825以上,TOEFL iBT100以上,IELTS 8.0以上

特に変更はないですが、強調したいことは、これはあくまでも目安です!(TOEFL iBTがシステム障害で受けられず点数が間に合わず、目安に届かないTOEICの点数を提出したのに選考に通過してしまった過去・・・)

③ 派遣先(予定)については外務省の意図が現れている

インターンシップ先については,日米同盟強化に有効で発信力の高い連邦議員事務所,州議会議員事務所,米政府機関,シンクタンク等(予定)を中心に調整いたします。なお参加者は派遣先を選ぶことはできません。

ちなみに平成29年度の文言は以下の通り

(注)インターンシップ先については、米国国務省の規定により基本的に参加者のこれまでの経歴に関連のあるインターンシップ先を選定します。なお受入の決定権はインターンシップ先となり、参加者が選ぶことはできません。日米同盟強化に有効で発信力の高い連邦議員事務所、州議会議員事務所、米政府機関、弁護士事務所、シンクタンク、雑誌・新聞社、米企業等。

今年度の文章を読むと(予定)、〜を中心に調整、という観点から未だ漠然としているという印象を受けます。ただ、外務省は上記4種の勤務環境が日米同盟の強化に直結すると考えたのだと思われます。連邦議員事務所のインターンシップについて言えば、議員の出身州の学生がインターン生として採用されることが多いこと、何人程度の議員が「日米同盟の強化」に興味があるかどうかは不明であります。外務省は上記4種の潜在的インターンシップ先に優先的に連絡し、条件が合わなければその他の業種に幅を広げるでしょう。

つまり、弁護士事務所、雑誌・新聞社、米企業等に配属される可能性もあると言えるでしょう。

④ 支援内容に変更なし!

自己負担は少しありますが、それでも参加する価値のあるプログラムであると思います。このサイトによれば、2018年1月1日時点でのワシントンDCの最低賃金は$12.50 (1400円程度)、ワイオミング州・ジョージア州は$5.15 (600円程度) ですので、派遣先が決まった後に州によっては10万円+αで補助が出るとベストだとは思いますが。

⑤ 募集要項にたくさん情報が出ている!

昨年度のものよりinformativeな募集要項となっています。今年度のものはこちらから!

⑥ 運営元が変わった!

平成29年度

企画:外務省北米一課

運営:株式会社日本旅行、一般社団法人 日本実務研修協会(JIPT)

平成30年度

企画:外務省北米一課

運営:株式会社JTB、特定非営利活動法人国際青少年交流協会

故、私たちが経験した選考フローと若干異なる部分があるかと思うので、ご了承ください。

IDYLプログラムに質問があればコメントをいただければ回答します!

それではまた!





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平成30年度プログラム募集開始!」への9件のフィードバック

  1. まい

    はじめまして!
    現在大学3年で今年度のインターンシップ事業への応募を考えているものです。
    たまたまこのブログにたどり着き、皆さまの過去の投稿を楽しませていただきました!
    何点かお伺いしたいことがあり、お忙しいところ恐縮ですが、よろしかったらメールを頂けると幸いです。
    具体的には、応募に即して用意する書類についてと、現地での滞在費についてお伺いしたいと思っております。
    ご連絡お待ちしております。

    いいね

  2. mari

    はじめまして。
    現在インターンシッププログラムの応募を検討しており、ブログを拝見させて頂きました。
    プログラムとの自身の関連分野、準備した書類の内容や滞在費に関して質問したく、
    実際に派遣された方に直接伺えないかと思い、コメントさせて頂きました。

    ご連絡お待ちしております。

    いいね: 1人

  3. Yukiko

    初めまして。同じく応募を検討している者です。
    現地での滞在先や、諸費用等について伺いたいと思っております。
    上記のメールアドレスに質問を送らせていただいてもよろしいでしょうか。

    よろしくお願いいたします。

    いいね

  4. ピンバック: 11ヶ月間のインターンを終えて – 外務省派遣アメリカインターンシップ体験記

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