教育ってなんやろう?



皆さん こんばんは!

いかにも題名が道徳の授業の導入みたいになっちゃいました。

T.RYOです!

 

 

さて今日は「教育」について考えてみようと思います。

ここ最近、教育関係者の方と会う機会が多く、教育について考える機会がありました。

自分ってどんな問題意識を持って学校の先生になりたいんだろうとか、将来どんなインパクトを与えたいんだろうとかって漠然ながら頭の中でぐるぐると考えてました。そんな中、親を亡くた子ども達に対して高校・大学の奨学金や心のケアを提供する、あしなが育英会のワシントンDC拠点であるAshinaga USAにお邪魔し、NPOで働く意義や難しさ、そして教育についてざっくばらんにお話を伺いました。あしなが育英会と言えば、街頭での募金活動や遺児学生に対する給付金の開始など、皆さんも一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

今回なぜあしなが育英会さんにお話をお伺いしたかというと、、、

 

実をいうと、最近やっと教員になりたいと感じるようになりました。もともと高校の先生になりたかったんですが、いろんな職や世界を見るうちに他のものに興味が出てくるようになりました。親も親戚も教育関係者が多く、目新しいものを見てきっと惹かれたんでしょうね。。。でも、今のインターン先や去年夏に関わった教育系のボランティアで、自分が持っている問題意識を解決する方法として、やはりまずは教員で現場に出たいと感じるようになりました。そして、将来的には自分のクラスにいる40人の生徒をはじめ、より大きなインパクトを国を超えて、世界中に与えられればと思っています。国を超えて、インパクトを与えることに関して、まさにあしなが育英会さんがやっていることが私が今後関わりたいフィールドであることは間違いないと思い、今回お話をお伺いしました。あしなが育英会さんでは、日本において毎年5000名を超える遺児学生に奨学金等のサポートを提供していますが、Ashinaga USAでは Ashinaga Africa Initiative というサブサハラ・アフリカの遺児を対象にした奨学金やリーダーシップ教育の機会を提供しています。アフリカからの遺児学生をアメリカや日本をはじめとする世界中の大学へ進学支援し、卒業後は国に帰り、祖国に貢献するリーダーに育てるというプログラムです。そして、このブログの題でもありました、「教育」について考えてみました。教育は「無限大の力を秘めているツール」のようなものであると思います。教育とは何かを学ぶ機会であると思うし、それがもっと言えば自分が見ている世界さえも広げてくれるものであると思います。例えば、僕が違う教育を受け、英語を今話せてなかったらアメリカでインターンもできてないし、そもそも英語の先生になるかどうかすらもわかりません。そして教育というものは難しいと思います。教育って実際に受けた側のアウトプットによって結果も違ってくるし、その教育の結果はすぐに現れてくるものではありません。日々の生活レベルで教育について見てみると自分って大したことしてないじゃないかって思う日も正直あります。インターンしてても、日本で教育実習してても。

でも!!なぜ自分がその教育活動をやっているのだろうと考えれば、より大きな視点でその教育活動を見ることができれば、ヒントが出てくるんじゃないかなとお話を聞いて思いました。教育という機会、ツールを通して、表面的なこと以外で、自分にしか生み出せない価値を生徒に伝えることができるような先生になりたいと思います。うまくまとまってないですが、またご質問等ありましたらコメントください!!

Ashinaga USAの皆さん、ありがとうございました。

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冬休みに入りました

おはようございます!  バージニアに住んでおりますT.RYOです!

今週末から1週間の冬休みに入りましたー

最後に更新したのが1ヶ月前くらいなのでだいぶ空いてしましたが

その間にしていたことをざっくりアップします。

 

毎週月曜日のプログラムである「boys memtoring」のメンターになりました。

思春期で悩みがちな中高生と楽しく話しながら将来のことや学校でしていること、悩みなどを

聞くプログラムです。小学生のアフタースクールプログラムよりもこのメンタープログラムの

方が楽しいです。笑 自分の経験とか彼らが将来やりたいことを真面目に聞けるし、とにかく

話しやすいです。笑

 

そして先週は子どもたちがお待ちかねのChristmas Store を開催しました!この写真の他にも

おもちゃコーナーがあり、子どもたちは「家族のメンバーにプレゼントを渡す」という設定で

楽しそうにお買い物をしておりました。

IMG_9270地元企業などから集めた寄付金、寄付されたおもちゃを子どもたちがfake moneyを使って買います。様々な機関からサポートを受けていて、日々、人々の心の温かさを感じます。

子どもたちはこの次の日、サンタからプレゼントを受け取る日だったのでテンションが上がりまくりでしたね笑

アメリカには寄付することによって減税を受けられる仕組みがあるのでそれも大いに関係しているとおもいますが、ボランティアに来る方々もたくさんいて、楽しい1週間でした。

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また、会社の忘年会も最近あって、すっかりクリスマス休暇ムードな週でした。

来年度はバージニアの現地校での授業見学や大学でプレゼンする機会もいただけそうで、たくさんの方々と会う予定です!!残りもあと3ヶ月くらいなので、楽しみながら動いて行きたいです!!

では少し早いですが、 Merry Christmas!!

T.RYO

アメリカの格差社会

こんばんは!!

アメリカでは thanksgiving  dayが終わろうとしています、T.RYOです。

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写真は food bankの子どもたち向けthanksgiving メニューのランチです。

 

 

そして、今は友達に会いにニューヨークに来ています。久しぶりに観光地らしいところに来ていて楽しい!って感じです。

明日はBlack  Friday sale が始まる日なので安くなった炊飯器を買うつもりです笑

 

 

 

 

 

さて、今回の投稿はリアルでシビアなお題なのですが、

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インターンを始めてから(言葉足らずで申し訳なのですが、、、)本当にアメリカの格差社会の現実を見ていると思います。

 

 

日本みたいに恵まれた国に生まれ育った私たちは普段の生活を何の疑問もなく、過ごしているかと思います。しかし、世界には貧困でたくさんの人が困っていて、より豊かな環境を求めて、移り住むわけですね。そこでアメリカに舞台は移り、中南米からたくさんの人が移民としてやってくることは前回少し触れました。私のインターン先には、そのお子さんが勉強をしに、その子どもたちの両親は手に入れやすい価格でのハウジング提供のために来られます。

 

そこで問題は、言葉もわからない、正式なビザもない、仕事ができないからお金もない、という負のサイクルに陥ってしまうわけです。日本みたいに高校卒業してみんなが大学へ進学するというある意味、文化みたいなものは中南米ではほとんどなく、家庭の中で大学へ進学するという考えすらないのです。ですから、その家庭の子どもに教育をしていかないと変化を起こせないというところが大事であると改めて感じました。最近、大学に入学した生徒の一人も「ヘルナンデス家で初の大学入学者である」という話をしていました。

 

また、アメリカでは教育はとても重要でどこの学校に入るか、というある意味競争的な一面は小さい頃から精神に刷り込まれている気がします。これは私がこれまで学校訪問やその他一帯に住んでいるからこその一つの経験ですが、学力の高い中学、高校を中心として同心円状に豊かな層から貧しい層へ住宅が立ち並んでおり、格差を地理的なデータからも見て取れます。

その競争的な精神があるからこその文化もアメリカらしいと私は感じていて、数え切れない人々がその競争の中で壁にぶち当たって、新しいものを生み出そうとする。だからこそ、イノベーションが起こりやすい国なのかなとも感じています。

 

話は逸れましたが、アメリカの教育格差を是正していくためには根底にある子どもたちの状況を改善していくことが長い道のりで効率的な方法かもしれません。

 

 

 

教育系NPOでのインターンシップ!!

初めまして!
初の投稿する前にまずは簡単に自己紹介をします!!
鳴門教育大学の3年のT.Ryoです!様々な人の力を借りて、今回の外務省主催のインターンに合格することができたので全力で5ヶ月間勉強しまくりたいと思っています!今バージニア州に住んでいます。急に寒くなってきて部屋に暖房がないし。。。

まともなキッチンもないので部屋を新しい部屋を探し中です。

さて、インターンの内容についてお話ししたいと思います。

現在、教育系のNPOで仕事をしていて、業務上、子ども関わることが多く、

オープンにできない部分もあるために勤務先はここでは控えておきますが、

主に ”after school program”と”affordable housing”を主に行っています。

After school program というのは移民、難民としてアメリカに移住してきた子どもの教育を行うプログラムです。みなさんのご存知のように毎年アメリカには多くの移民がやってきます。去年は約138万人がアメリカに移民しました (Migration Policy Institute調べ) 。

その子どもたちはもちろん家庭では英語を話しません。ですから、家以外のところで英語を勉強しないとなかなか英語力が上がってこないのです。アメリカの学校に通っていたとしても、子どもの間にしっかり英語力をつけるのは本当に重要で、頭の中でも英語という言語で考えられるようになる必要があります。その子どもたちの多くのは中南米や中東から移民してきており、本当にギリギリの生活をアメリカでも強いられています。子どもたちの教育を助けるNPOがアメリカにはたくさんあるのですが、その一つでインターンをしています。

子どもたちは2時過ぎに学校からの足で施設にやってきます。

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Food Bank という食事を無償で子どもたちに提供する大きな団体があるのですが、そこから提供された食事を食べ、勉強を開始します。

ご飯をお腹いっぱい食べることができない子どもたちにとってこの間食はとても大事です。

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バージニア州のこの貧しい地区にはなかなかアジア系の人間はいないので、基本的に日本のことを知らないんです。だから中国人?っていう質問を何回もされるし、中国語を真似た言葉を好奇心から話して来ますが、そこでもちゃんと日本から来たこと、そのような行為についてきちんと指導していくことが求められました。

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子どもたちが帰ると業務は終わりです。だいたい6時くらいかな。メトロに乗って帰ります。

初日からアメリカの色々な意味での「大変なところ」を見たとともに、日本での教育の仕方や子どもたちの違いについて考えさせられました。

教育は人間を作る根幹の部分であると考えてるので、アメリカの初等教育的なものをここで見れるのは面白いですね。

また少しずつ書いていきます!!

では have a good weekend!!